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2010-04-03 (土)

アール・ブリュット・ジャポネ展 開幕 (パリ)

カテゴリー:イベント情報

3月24日から、芸術の都パリにおいて、「アール・ブリュット・ジャポネ展」が開催されています。
  
モンマルトルの丘の麓に位置するパリ市立アル・サン・ピエール美術館。19世紀の金属建築の美しいサンプルの一つとして知られる市場だったところで、現代のポップアートやアウトサイダーアートなどを積極的に取り上げ、美術界に常に問題提起している美術館です。
  
今回、アル・サン・ピエール美術館からの申し出により、全国20都道府県から約60人の作家が出展する大規模展覧会が実現することになりました。
  
詳しくは、「アール・ブリュット・ジャポネ展」公式サイトをご覧ください!
  
http://www.art-brut.jp/
  
【アール・ブリュット・ジャポネ展】
 パリ市立アル・サン・ピエール美術館(フランスパリ市)
 2010年3月22日(月)~2011年1月2 日(日)
  
【参考記事】
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 1

2010-03-24 (水)

グリーンピースが、アンチ・ネスレのキャンペーン中

カテゴリー:ニュース

グリーンピースがネスレに対し、熱帯雨林を破壊するパームオイルを購入しないように強烈なキャンペーンを行っている。

<以下引用>
「キットカットで有名なネスレグループは、世界最大の食品・飲料会社。でもとっても残念なことに、ネスレグループはインドネシアで熱帯雨林を破壊しているシナール・マス社などの企業からパーム油を購入し、それを製品に使用しているというのです。
  
インドネシアでは、パーム油の原料となるアブラヤシの大規模プランテーションのために熱帯雨林がつぎつぎと切り開かれ、そこに暮らす人々やオランウータンなどの動物たちが危機にさらされています。また森林破壊によって、たくさんの二酸化炭素が放出され、インドネシアはアメリカと中国に次ぐ世界ワースト3位のCO2排出国になっています。」
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/nestle/index_html
  
先週金曜には、ネスレが問題のシナールマスからの購入を中止するという発表をしたばかりなのだが、グリーピースはまったく攻撃の手を緩めていない。
  
「食品世界大手ネスレは17日、複合企業シナール・マス・グループからのパーム油の購入を中止したと発表した。環境団体グリーンピースによる告発を受けたもので、英蘭日用品大手ユニリーバや、米クラフトフーズに次ぐ中止となるという。シナール・マス・グループは持続的なパーム油生産のための対策を打つと説明している。」
http://news.nna.jp/free/news/20100319idr002A.html
  
「なぜ今頃?」とツイッターから質問したところ、早速返事が来た。
  
「ツイートありがとうございます。ネスレ本社はシナール・マス社との直接契約破棄の予定を発表しましたが、まだ熱帯雨林の破壊は続いたままです。ネスレグループが別の企業を経由してこれからもシナール・マス社が製造するパーム油を購入する見込みだからです。」
  
さすがグリーンピース。情報量が違う。

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-03-22 (月)

ワシントンDC地元体験

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

ドラムサークル

  
私は最近オレゴン州のポートランドに引っ越してきたのですが、その前5年近く住んだ、東海岸のワシントンDCについて、思い出、おすすめ、地元体験について、住んでいる人の日常の視点から、少し紹介します。
  
正直なところ私にとってワシントンDCは住んでいる間も長く住みたいと思えるところではなく、「人工的な」雰囲気に5年いてもなかなか慣れないままでした。生まれた場所ではなくてもしばらくいると「第二の故郷」的な、「ここがhome」という愛着がわいてくるものですが、実は私にとってワシントンDCは最後までそんな愛着がわく土地ではなかったのです。
  
その理由は、いろいろあると思いますが、4年(8年)ごとに政権が入れ替わると同時に街の政治的なトーンががらっと変わったり、短期のインターンシップや数年のポジションのためにDCに来てそれが終わると去っていく、というパターンが多く得に若い人口の入れ替わりが激しいことなどが挙げられると思います。
  
多くのNGOや財団がワシントンDCに拠点を置いているため、勉強やネットワーキングの機会になるイベントや催し物もたくさんあります。その良さを体感しつつ、一方で常にステータスやタイトル、学歴や政治的意見が全面に出ていて、この街も人も、じっくりコミュニティーのつながりを楽しめる雰囲気に欠けている、そんな思いがいつもあった気もします。
  
個人的な相性ももちろんあると思います。東京など大きな都市に慣れている人はもの足りない、と感じると思います。逆にニューヨークのようなペースはついていけない、という人にはワシントンDCのどこか整然としたまとまり感に安心するかもしれません。
  
日本でも関東以外の地域から修学旅行などで東京観光に行くように、アメリカの首都ワシントンDCはアメリカでも有数の観光地です。美術館や博物館、政府関係の建物(例えば、去年から国会議事堂の一部が公開され無料でツアーに参加することができます)など、家族連れで訪ねて楽しみ、勉強になる体験もたくさんあります。
  
そんなすこし変わったシンボルな都市、ワシントンDCの面白い見所にはこんなものもあります。
  

  • ドラムサークル:夏の間毎週日曜日にMeridian Hill Park(という正式名称、ニックネームはMalcolm Xが近くに住んでいたことから「Malcolm X Park」)でいろいろなタイプのドラムを持ち寄ったいろいろなスタイルの人々による独特なジャムセッション。特に決まった始まりの時間があるわけでなく、天気のいい日曜日の午後、だんだん人が集まってきて始まり、日が沈んで最後の一人がいなくなるまで続きます。同時に即興のダンスレッスンが始まったり、近くの芝生ではこれも恒例の屋外ヨガ教室の人たちがいたり、ゆっくりとした日曜日の時間を過ごすのに最適な空間です。ヨガは行ってみたことがあるんですが、ドラムの音楽を背景に心を静め集中するのは難しいです。
  •   

  • 14thストリート:DCの道は南北に数字、東西にアルファベット、そして斜めに州の名前という仕組みになっていて、たいていの場合最寄りの交差する二つの道(例えば、「18thとM」)からアドレスを簡単にみつけることができます。14thストリートは、ビジネス街では大きな建物が建ち並び物価も高いところですが、北の方向に10数ブロック歩いていくと、まるでアメリカから中南米に急に移ったと思わされるようなエリアに着きます。メキシコ、エルサルバドルなど出身の移民が多く住むこのエリアでは、スペイン語が第一言語。ココナッツやマンゴーなどを売っているストリートカーから、レストランやスーパーマーケットまで、母国での生活が人々と一緒にそのままDCに来たような、そんな光景が見られます。私の一番のお気に入りは、「3フォー12」(その名の通り、3点12ドルの古着屋さん)というお店で、お世辞にもきれいとは言えないところですが、よくとなりのお店で買ったメキシカンフードを食べている店員さん達も気さくで優しく、そして結構いい物がすごい値段で手に入る隠れた名所です。
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  • ロック・クリーク・パーク:ワシントンDCの地図を見ると分かるように、北西の方に大きな緑のエリア、Rock Creek Parkがあります。市内から歩いていくのはそんなに簡単ではないのですが、時間と根気がある人、そして特に夏には町中の暑さと湿気から逃れるのにちょうどいいところです。ピクニックやハイキング、バーベキューなど、週末はたくさんの人がアウトドアを楽しみに集まるこの公園ですが、一番のおすすめは小川沿いの散歩です。サイクリングのグループに遭遇したりすることもありますがたいていは静かで、ゆっくり歩くのもジョギングにも、そしてちょっと「上級」のハイキングコースでは都会に住んでいることを一時忘れるような林の中の涼しさを体験することができます。去年の夏犬を飼い始めたのをきっかけに何度か行き、人間にとっても犬にとってもリラックスできる時間を楽しみました。

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-03-17 (水)

オルタナティブメディアについて

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

 オーマイニュースに続いて、普通の人が書くオルタナティブメディアの代表格だったJANJANも休刊とのこと。大体10年くらいで賞味期限切れ、ということになった。レアリゼは、同じオルタナティブメディアではあるのだが、やろうとしていることが、かなり違います。
  
 今回連載している、パームオイル・リサーチは、普通の人であるメンバー達が、一緒に考えながら自分達で方向決め、ヒアリングなどを進めたものです。いろいろと不足はありますが、普通の人たちが、ヒアリングなどを通じて学んでいける様子が伝われば良いな、と思っています。
  
パームオイル・リサーチ
  
 時間のある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

2010-02-27 (土)

ユニリーバ インドネシア企業からのパームオイル調達停止第二弾 森林破壊の疑い

カテゴリー:ニュース

農業情報研究所(WAPIC)10.2.25
  
 森林破壊の疑いを理由にインドネシア最大のパームオイル企業・PT SMART社からのパームオイル調達を停止すると昨年12月に発表したユニリーバが(ユニリーバ 森林・泥炭地破壊でインドネシア最大のパームオイル企業からの原料調達を停止,09,12.15)、今度はドゥタ・パルマ社からのパームオイル調達もやめると決定した。インドネシア・パームオイル・ボード幹部が24日に明らかにしたもので、同社が違法に森林を伐採してプランテーションを造成しているのを発見したと伝えるBBCの22日の報道を受けたものという。
  
 Unilever stops buying palm oil from Indonesian planter,Reuters,2.24
 http://www.reuters.com/article/idUSTRE61N1LE20100224
 Orangutan survival and the shopping trolley,BBC News,2.22
 http://news.bbc.co.uk/panorama/hi/front_page/newsid_8523000/8523999.stm
  
 ユニリーバも、ドゥタ・パルマ社も、熱帯雨林や泥炭湿地を破壊して造られたプランテーションからのパームオイルは持続可能なパームオイルとして認証しないなどの基準を作り、これを守ることを約束する「持続可能なパームオイルに関するラウンドテーブル」(RSPO)のメンバーである。マレーシアの一RSPO職員(匿名)は、「これは両グループの間に猜疑心を生み出す」が、「特にインドネシア政府がオイルパーム開発のための土地開発権を与えているときには、グリーンにとどまろうとすることの難しさを際立たせるものだ」と言う。

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-02-21 (日)

インドネシア政府 熱帯林・泥炭地破壊オイルパーム・プランテーションも国際支援対象の「森林」

カテゴリー:ニュース

農業情報研究所(WAPIC)10.2.16
  
 インドネシア林業省が、熱帯雨林や泥炭湿地を壊して作られるために大量の温室効果ガスの放出の原因となると国際的批判を浴びているオイルパーム・プランテーションも、気候変動を緩和する国際基準に合致する森林に含める行政命令を準備している。
  
 省の研究開発部部長は、マレーシアなど多くの国はオイルパーム・プランテーションを森林に分類、森林国が樹木伐採停止で財政援助を受けることを可能にする国連「森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減(REDD)」スキームの対象に含めようとしている、国連も樹種にかかわりなく一定の高さの樹木を森林樹木に分類している、とこれを正当化している。
  
 Palm estate is forest, says ministry,The Jakarta Post,2.16
 http://www.thejakartapost.com/news/2010/02/16/palm-estate-forest-says-ministry.html
  
インドネシアだけではない。「地球の友・ヨーロッパ」が入手した欧州委員会の持続可能なバイオ燃料基準案は、オイルパーム・プランテーションを「連たん森林地域」として認めている。
  
 2008年末に採択されたEUの再生可能エネルギー利用促進指令(EU再生可能エネルギー利用促進指令のバイオ燃料持続可能性基準(仮訳))は、2008年1月時点において「一続きの森林地域、すなわち樹高5m以上の樹木を持ち、30%以上が樹冠で覆われているか、樹木が自然にこの閾値に達し得る1 ㌶以上にわたって広がる土地」であったが、いまやこのような「高度の炭素ストック」を持たなくなった土地で生産された原料から作られるバイオ燃料は持続可能なバイオ燃料の基準を満たさず、2020年までに輸送用燃料の10%を占めねばならないとされるバイオ燃料にはカウントしない、従って財政支援の対象ともしないと定めた。
従って、2008年1月以降に「一続きの森林」を破壊して作られたオイルパーム・プランテーションから生産されるパームオイルを原料とするバイオディーゼルは、当然、持続可能なバイオ燃料とならないと考えられた。
  
 ところが、この案によれば、こうして作られたオイルパーム・プランテーションも「一続きの森林」なのだから、依然として高度の炭素ストックを持つ土地と認定され、ここで生産される原料から作られるパームオイル・バイオディーゼルも持続可能なバイオ燃料として公認されることになる。
  
European Commission plans to sacrifice forests for biofuels,FoE Europe,10.2.3
http://www.foeeurope.org/press/2010/Feb03_EC_plans_to_sacrifice_forests_for_biofuels.html
  
 巨大なEUバイオ燃料市場に輸出すべく、世界中の熱帯雨林のオイルパーム・プランテーション化が加速されることになるだろう。
  
 自分は、人類はまったく予期されない偶然の災厄で絶滅することはあり得ても、予想される破滅を回避する能力は持つと信じてきた。しかし、いまや、そういう能力も完全に失いつつあるようだ。

2010-02-14 (日)

ハイチ地震 ボランティアに求められるもの

カテゴリー:ニュース

gvn-blog-haiti
写真:Global Volunteer Network (GVN)ブログ

  
2004年のインド洋沖津波の時にも見られたように、地震などの大規模な災害を受けた被災地には世界中から多くの人々がボランティアとして救済や復興活動のために集まる例が多くある。1月のハイチ地震被害者の現状を見て、寄付をするだけでなく、または寄付をするよりも現地に行ってボランティアとして働きたい、という人も多いのでは。
  
イギリスに拠点を置くボランティア旅行会社、people and placesからの、ハイチに行ってボランティア活動に参加したい、何かしたい、と思っている人々へのアドバイスは、「急がず、適当な時が来るまで根気よく待って」。
  
「今現場で必要とされているのは、災害、危機対策、医療、工学技術、物流等の分野で専門的なスキル、経験がある人材です。それ以外の人々がハイチの人々を助けるために今できる一番の支援方法は、信頼できる救援団体の仕事をサポートすること。どれだけポジティブな動機があっても、大人数の旅行者、ボランティアの滞在を受け入れるインフラが整備されていないのがハイチの現状。一般のボランティアの貢献が役に立てるようになるのは、おそらく何ヶ月も、または何年も先のこと。根気よく待って、現地でしっかりとした基盤のある団体を通してボランティア活動に参加するのが、一番いい方法です。」ーpeople and placesのプログラムディレクター、Sallie Graysonさん
  
また、将来ボランティアとしてハイチで働きたい人がスキルを登録できる団体の例として、次のサイトが紹介されている。
  
· Center for International Disaster Information
· Haiti Volunteer Network
· UNV Online Volunteering
  
そして、寄付をしたいけれど、どの団体を支援すればいいのか分からないという人に:
  
· 以前に関わったことのある団体など、信頼できるチャリティーを選ぶ。
· スパムの可能性がある寄付依頼メールは無視。特に添付ファイルには注意。
· ウエスタンユニオンなどによる送金を頼んでいる団体には注意。
· 現金を直接送らない。
· 直接会って頼まれた場合は、必ずIDを確認。

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-02-11 (木)

インディペンデント・メディアとは何か?

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

レアリゼでは、社会的な問題を解決するための新しい方法を創ろうとする、人たちの小さなストーリーを主に伝えています。エコツーリズムや、フェアトレード、社会的銀行、マイクロクレジット、ママのためのカフェ、アウトサイダーアート、などなど。
  
私は、他人を批判するより、むしろ評価できる事例について話したいと思います。ジャーナリストは、いつでも政治家を批判しています。それは非常に大切なことですが、同時に全く不十分です。なぜなら、そのジャーナリストは、問題を解決するのは常に政治家だと信じているように見えるからです。
私は、その考えに同意しません。普通の人々も、社会的な問題を自ら解決することができるのです。
  
だから私たちの使う”インディペンデントメディア(独立メディア)”という言葉は、むしろ”独立するためのメディア”と言うほうが良いのかもしれません。

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投稿者:三沢健直  Comments: 1 Trackbacks: 0

2010-02-11 (木)

結婚制度の多様化(少子化対策)

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

少子化対策には結婚制度の多様化も大きな影響がある。例えば欧州でもっとも出生率の高いフランスでは、婚外子が新生児に占める割合は、50%を超えている。ただし、ここで言う「婚外子」は、日本でいう事実婚も含むが、同一ではない。フランスには、PACS(連帯市民協約)といって、税制上は結婚と同等の優遇措置があるが、解消するには一方の意思だけで良い制度がある。1999年の制定当初は、同性愛者の利用者が40%程度だったが、現在は数%に過ぎない。
スウェーデンにも「サムボ」という事実婚の権利を保護する制度があり、フランス同様、新生児の50%以上が、婚外子となっている。オランダにも「登録パートナー制度」という同様の制度がある。
  
周りの人に聞いてみると、「子供は欲しいが結婚はしたくない」という人は少なくないようだ。もちろん「結婚はしたいが子供は欲しくない」という人もいる。ニーズが多様化しているのが現代社会の特徴であるので、労働制度だけでなく結婚制度も多様化していく必要があるだろう。
  
少子化対策に関するあるサイトに、「少子化が問題なのではない。少子化は、問題のある社会で生じる症状なのだ」という意見があったが、まったく同感だ。問題は、子供が少ないこと自体ではなく、子供を作りたいのに作れない現代社会のあり方なのだと思う。このことは、単に財政的な支援を与えるだけでなく、自由な労働形態や事実婚などの多様なライフスタイルのニーズに対応するための総合的な制度設計が必要であることを示している。

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投稿者:三沢健直  Comments: 1 Trackbacks: 0

2010-02-10 (水)

ハイチ地震 立ち上がる力

カテゴリー:ニュース


写真:CHF-Haiti「CHF Cash-for-Work Teams Cleaning Up Petit-Goave

  
先月ハイチを襲った大地震は、世界各地でメディアの注目を集め、地震直後の一週間だけでもハイチで復興支援活動を行っているNGOや開発団体に世界中から多大な寄付が集まった。地震からもうすぐ一ヶ月経つ今、生存者の救済活動や緊急物資の供給など以上に需要が増えているのは、被災地の地元の人々が彼ら自身の力で立ち上がり生活していく力をつけるための支援である。
  
地震から数週間後、長期的な復興のために被災者が必要とするのは食料や物資供給よりもお金、という現状を受け、国連開発プログラム(UNDP)やOxfam等の団体は、稼ぎ口を求める地元の被災者を復興作業のために雇う「キャッシュフォーワーク (Cash-for-Work)」プロジェクトを始めた。
  
日本、イタリア、ノルウェー政府やその他の支援国から集められた資金で支えられているUNDPのキャッシュフォーワークプロジェクトは、1万人以上の女性を含む、3万人ほどの人々に仕事を与えた。
  
ハイチ南部のPetit-Goave にオフィスを持つCHF Internationalでも、同じく「キャッシュフォーワーク」のアプローチで被災者の経済的支援と同時にコミュニティーが必要とする復興活動を進めている。銀行や金融機関が未だに機能していないPetit-Goaveで、CFHの雇用+復興プログラムは被災者に生き甲斐を感じる機会を与えると同時に長期的な経済基盤の復興に貢献している。
  
関連記事
  
ハイチ地震 復興への希望と忘れない責任」(1月25日)

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 0

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