
JfPを含む93のNGO団体が連携した平和イベント「パーム・サンデー」のパレード
「平和活動をすることによって、人種的・文化的・宗教的・政治的偏見克服に貢献でき、多文化社会実現の一翼を担うことができる」とするJfPの活動趣旨と実績が認められ、現在はビクトリア州の多文化委員会から助成金を受けるようになった。イベントの収益金寄付を通して現地コミュニティーとの新たなつながりも生まれている。地域に根ざしたJfPの活動は、メルボルンの日本人コミュニティーにとっても良い刺激となっており、メンバー数も設立3年で倍になった。私自身もJfPが発するエネルギーに感化され、新たにメンバーに加わった一人だ。メンバーは、大学生、会社員、教育関係者、自営業など、20〜60代の永住者・長期滞在者が主体だが、各イベントにその都度ボランティアとして参加する10〜20代の若者達や短期滞在者も活動の大きな支えとなっている。
JfP代表の香寿代プレストンさんは、コンサートの挨拶で「平和活動を通して得られる大きな喜びは、同じ志を持った素晴らしい仲間と出会え、連帯の輪を広げていけること」と語っている。JfPは、次世代に平和の思いを語り伝える活動を通し、様々なバックグラウンドをもつコミュニティーとの横のつながりを深めている。
(写真/JfP)
緑ゆたか
1997年よりオーストラリアのメルボルンに在住し、現地の企業に勤める。パーマカルチャーやバイオダイナミック農業の概念を取り入れた週末無農薬家庭菜園で珍野菜を作るのが趣味。ミュージシャンの配偶者がJfPによる2006年の平和コンサートに出演したことをきっかけにJfPのメンバーとなった。